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足場解体作業を安全に進める7つのポイント

足場の解体作業は、組立時とは異なる危険があります。部材を順番に取り外すことで足場全体の安定性が変化し、高所からの部材落下や作業員の墜落、周辺への飛散などにつながる可能性があります。

安全に作業を進めるためには、解体前の打合せから部材の搬出、作業後の確認まで、一つひとつの手順を確実に行うことが重要です。今回は、足場解体作業で確認したい7つのポイントをご紹介します。

1. 解体手順と作業範囲を事前に共有する

作業開始前に、どこから、どの順番で解体するかを全員で確認します。建物の形状や足場の種類、資材の搬出経路、他工事の状況によって、安全な手順は変わります。

作業責任者、解体担当、部材の受け渡し担当、地上で整理する担当など、役割分担も明確にします。手順変更が必要になった場合は、個人判断で進めず、作業を止めて責任者へ確認します。

2. 足場の状態と周辺環境を点検する

解体前には、足場の傾き、沈下、壁つなぎ、緊結部、作業床、手すりなどの状態を確認します。長期間使用した足場では、部材の変形や固定部の緩みが生じている場合があります。

足場周辺の電線、看板、植栽、道路、隣接建物との距離も確認します。資材搬出車両の位置や、歩行者・居住者の動線も把握し、必要な養生と誘導方法を決めておきます。

3. 立入禁止範囲を明確にする

解体中は、足場の下や部材の搬出場所へ関係者以外が入らないよう、バリケードやカラーコーン、表示板を設置します。人の出入りが多い現場では、監視員や誘導員を配置することも重要です。

建物利用者や他工事の作業員にも、解体時間と立入禁止範囲を事前に周知します。短時間だから大丈夫と考えず、作業中は常に管理を続けます。

4. 壁つなぎや補強材を適切な順序で外す

壁つなぎ、筋交い、手すりなどは、足場の安定を保つ重要な部材です。先に外しすぎると、残った足場が不安定になり、倒壊や揺れの原因になります。

解体の進行に合わせて、必要な固定を残しながら上部から順番に取り外します。現場の施工計画や手順書に従い、安定性を確認しながら作業を進めます。

5. 部材を投げず、確実に受け渡す

足場板、建枠、単管、クランプなどの部材を高所から投げ下ろしてはいけません。ロープや荷下ろし設備を使用する、または作業員同士で声を掛けながら確実に受け渡します。

受け渡す際は、相手が部材を保持したことを確認してから手を離します。長尺物は風の影響を受けやすいため、周囲との接触や作業員のバランスにも注意が必要です。

6. 墜落・落下防止措置を維持する

解体が進むと、手すりや作業床が少なくなり、墜落の危険が高まります。フルハーネス型墜落制止用器具を適切な位置へ掛け替え、常に安全な状態を確保します。

工具や小さな部材には落下防止対策を行い、作業床の上へ置きっぱなしにしません。取り外した部材は速やかに安全な場所へ移動し、つまずきや転倒を防ぎます。

7. 天候の変化と作業中止基準を確認する

強風や雨天時は、部材があおられたり、作業床が滑りやすくなったりします。作業前の天気予報だけでなく、現場の風速や足元の状態を継続して確認します。

風が強まった場合や視界が悪くなった場合は、決められた基準に従って作業を中止します。中断する際は、取り外しかけの部材や残った足場が安全な状態かを確認してから退避します。

解体後の整理と最終点検までが作業

解体が終わったら、部材を種類ごとに整理し、変形・破損・不足がないか確認します。建物側の固定跡、外壁の傷、周辺への落下物、仮設材の残置がないかも点検します。

株式会社慶陽工業では、安全を第一に、作業手順と周辺環境を丁寧に確認しながら足場工事に取り組んでいます。足場工事をはじめ、鍛冶工事・配管工事・機械据付工事・美装工事に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

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